①HELLEN - Talon Of King 奇跡のCD化で再発された関東様式美メタルの雄 ヘレンのEPに+1曲でCD化された時は歓喜しましたね テープでダビングしたヘロヘロのもんしか持っていなかったから 奇跡のCD化でしたがアナログの板起こし マスターテープが使い物にならなかった悲劇 元のレーベルも潰れたしね もはや再発は不可能だろう 数万円の規模の取引も状態化している幻の一品です でもその価値はある 今後は値上がりする一方だろう 軽やかなキーボードが世界観を無限に広げ 攻撃的なギターワークがその世界観を縦横無尽に駆け抜ける 地を這う強靱なリズムプレイはテクニシャン そこに繊細なメロディを大切に歌うリードヴォーカル 日本人の愛するサウンドがここにある 甘口具合も丁度良い
②Ritchie Blackmore's Rainbow - Live At Monsters Of Rock 2016 突如アナウンスされたというか遂に噂が実現したと言えるリッチー・ブラックモアもハードロックサウンド ルネッサンスの世界へ籠もったマエストロが新メンバーを引き連れ復活 ロニー・ロメロが歴代の名曲を見事に歌いきりました 演奏は危なっかしいスリルに満ちている これが最後の動くリッチー・ブラックモアによるハードサウンドだろう 一応配信で新曲だしたが成功とはいかなかった それでもワタクシはこの動くリッチー・ブラックモアを拝めて良かったと思っている 彼がかつて歌ったセカンドハンドヒーロー それがリッチー・ブラックモアである
①Concerto Moon - From Father To Son 暗黒の90年代から2000年代へと夢を繋いだ国産様式美メタル 彼らの登場は本当に助けられた メジャーデビュー前から頻繁にライブに訪れ 今作のリリース時は本当によくぞここまでこぎ着けたと 胸が熱くなりましたね 島が愛するリッチー・ブラックモアからウリ・ロート そして中間英明愛そしてイングヴェイという系譜 パワーメタル色が強まってからはご無沙汰しているのだが 今作の登場は「ヨッ待ってました」である 思い出は色あせん
②Hurry Scuary - Break It Up 長身でイケメンギタリストだった中間英明 イングヴェイの登場が彼のギタースタイルを変えるのだが イングヴェイ以前のルーツもあるので独特のメロセンスが熟成されている 日本人好みの哀愁 そのメロセンスは独特のものがある 伸びやかな南の歌声も素晴らしいフィーリングがある もっと評価されるべきバンドであり 心の底から再結成&新作のリリースを待ち望んでいる ②のギターソロ凄くないですか?
③聖飢魔Ⅱ - THE END OF THE CENTURY インストの①から心が掴まれる そして雪崩こむように疾走ナンバーへと 計算されたツインギターの絡み 総帥ダミアン殿下の影響なんだろうが この妖艶なる魔界舞踏の幕開けに興奮を隠せない 何をどう聞けば0点を献上されるバンドなんだ 音楽性とは関係ない私怨による報復 一編集者の傲慢さに トランプ大統領も真っ青だ 今作とメフィストフェレスの肖像は悪魔的様式美メタルの傑作だろう
④KREATOR - Live In Chile 2023 開始早々興奮の坩堝と化すライブ会場 これがホンモノのメタルなノリだよねぇ 南米のスラッシュ愛に目を細めますね 羨ましい限り 身体が熱くなるわ コロナ渦以降ライブに一切足を運ばなくまりました ANTHEMもLOUDNESSしばらく見ていない EARTHSHAKERにSABER TIGERもサボっているなぁ 海外のアーティストなんて尚更ですが なんか久しぶりに海外のアーティスト見たくなったなぁ
⑤Running Wild - Live in Clisson 2022 日本では見られない真のバイキングメタル こういう実直な楽曲とステージ 混じりっ気なしのメタルを 全身で浴びたいねぇ 金満バンドになったメタリカやメガデスはみても熱くならない
⑥K's Priest live - Rock Hard Festival 2024 熱い熱いねぇ熱気が凄いよ まぁバンドの成り立ちはあれだが メタルバンドとしては最高のステージを見せてくれます リッパーも流石ですね いいバンドなのだからJPに対する姿勢は見直した方がいい もう独立したバンドとして真っ当に活動して欲しい
⑦Don Airey and Friends - Jena 2017 大きな会場ではないが選曲も含め素晴らしいライブだ 参加メンバーも激渋 DEEP PURPLEに参加するサイモン・マクブライドもいる カール・センタンスの熱い歌声 そしてローレンス・コトルもいる 個人的には選曲の良さだ ゲイリー・ムーアのNuclear Attack からDPのPictures of Home I Surrenderも前半に出てくるのでテンションは下がらない 実力者による素晴らしいステージだ
⑧Terra Rosa – One Night Classday 山口宏二氏を偲んで一夜限りの復活劇 出来すぎな位なのだが 3人のギタリスト鈴木広美、今井芳継、三宅庸介が揃ったのは感動だ 選曲も素晴らしい 一夜限りとは惜しいなぁ 好きなバンドだったよ
⑨VOW WOW - THE RETURN OF THE KING ついに配信ですよ ライブ映像の中継ですよ このバンドの注目度というか根強いファンの静かなる応援 コアなマニアが多いね 動くVを見られて良かったわ 途中休憩とかね 色んな配慮もありますよ 次は新作お願いしますねぇ
⑩Scorpions - Live At Hellfest 2015 最近スコーピオンズ聴いていないなぁ 動くスコーピオンズ カメラワークはあれですが 新曲もやり現役感をアピール クラウスは大変でしょうね
①Sebastian Bach 初日に登場したセバスチャン なんだか寂しい気分ですね オープニングナンバーはWhat Do I Got to Lose? 新作からではあるが掴みはOK Everybody Bleedsでなくて良かった 当然セットリストにも入っていません What Do I Got To Lose? Slave To The Grind Here I Am Big Guns Sweet Little Sister 18 And Life Can't Stand The Heartache Freedom Piece Of Me Future Of Youth Monkey Business Band Introductions I Remember You (Hold On) To The Dream The Threat American Metalhead Youth Gone Wild 上記選曲のライブ SKID ROWしがみすぎ でもダイナミックなショーでした まぁ懐メロ大会だけど
②Vixen ドラマー以外はオリジナルメンバーはいなくなりましたが バンドとしての一体感は損なわれていない 南米チームの合流は間違いじゃなかった セクシーでカッコいいギターのブリット・ライトニング 彼女は素晴らしいギターワークで貢献 男性ならもっと祭り上げられるギターヒーローだろう 上手いのは全員 ドラムも今だパワフル 鍛錬を怠っていない証拠 一流のステージだった Intro Rev It Up Charmed Life How Much Love Cruisin’ Cryin' Hard 16 Hell Raisers Runnin' With The Devil / I Want You To Rock Me / Perfect Strangers / War Pigs / Still Of The Night Streets In Paradise You Oughta Know By Now Edge Of A Broken Heart
③Lita Ford Gotta Let Go Larger Than Life Relentless The Bitch Is Back Playin' With Fire Band Introductions Can't Catch Me / Drum Solo Cherry Bomb Only Women Bleed Close My Eyes Forever Kiss Me Deadly 最初は声が出なくて心配になりましたよリタ姐さん まぁ年齢も年齢だからね 衰えは隠せませんがギターのパトリック・ケニソンが大活躍 ドラムはボビー・ロック ヴィニー・ヴィンセントやKUNI等々で活躍した辣腕プレイヤー ド迫力のステージを演出しています まぁ早い時間の登場なんですが個人的には十分楽しみました ベースはマーテン・アンダーソンと職人軍団です
Nightrain Mr. Brownstone It's So Easy Good To Be Bad You Could Be Mine Sweet Child O' Mine Rocket Queen Welcome To The Jungle Paradise City 久しぶりにガンズの曲を聴きました 楽しみましたよ
⑤ACCEPT The Reckoning Humanoid Restless And Wild Straight Up Jack Midnight Mover 0Riff Orgy (Demon's Night / Starlight / Losers And Winners / Flash Rockin' Man) Princess Of The Dawn Metal Heart Teutonic Terror Fast As A Shark Balls To The Wall
⑨EVE TO DAWN 原点回帰詐欺を繰り返してきたバンド ようやく本当の意味での原点回帰を意識させた 山下昌良と鈴木政行の曲もあったりと多様性も見せてくれた ハイテクニックを嫌味無く詰め込み聴かせる事にも成功 この意欲に満ちあふれた作風は往年のファンをも巻き込むだけの魅力がある バイオスフィアとかで離れたファンも帰ってこられるだろう
③Venom - Welcome To Hell NEAT最大の功績は暗黒メタル番長を世に輩出したことだと言える 今も屋号を変えて頑張っている けして再発専門レーベルなどでは断じてない 多くのバンドが影響を受けたと公言するダーティロックの源流 洗練されていないが聴きやすいという離れ技はやってのけた
④FIST - BACK WITH A VENGEANCE NEATからリリースされた2枚目のアルバム NWOBHMの流れもそのままに 沸々と燃え上がる情念たっぷりのロックサウンドを披露 速いだけじゃないウネリのある屈強なリズム オーセンティックな響きが堅実さをアピールしている ただNEATから満足な支援は受けられずに名前を広く認知させられなかった 無念である
⑤Geordie - No Sweat 新しいヴォーカリストとして参加したロブ・ターンブル ブライアン・ジョンソンよりもクリアーで聴きやすい声は万人に受け入れられる バンドもジリ貧だったがバンド名の看板を汚すことのない堅実なサウンドを披露 NEATからリリースというのは以外だがキャリアがあるだけにNWOBHM化とは無縁と言える 個人的にも凄く好きなアルバムである 知ったかぶりのおかげで思い出した
②DEAD EYED SPIDER - SHOW ME YOUR BLOOD 最近無料で簡単にチェック出来るが為に 若者向けの音楽を少し聴きすぎた ワシにはこういう骨太な古典ヘヴィネスサウンドが丁度良い 揺れ戻し効果を生んでくれる 歌い手の千田が凄いパフォーマンスを見せてくれる もっと有名になれる逸材だ メルローズのギターがミュージシャンとして生きていたとは感激です