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ヘヴィメタル/ハードロック
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FANDANGO
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Cadillac
(失恋船長)
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Cadillac
このアルバムがセールス的にイマイチだったからのか、それともRAINBOW加入はジョーにとっては渡りに船だった、それとも運命の針が動き出したのかは知りませんが、いずれにしろリリース当時の風当たりは強くコアなファンからはグラハム・ボネット時代までは認めるが、お前は違うと罵られたジョー。このアルバムを聴くと後期RAINBOWがいかにAOR的なアプローチとハードロックを真面目に取り込んで来たか分かる。
英国ロックを聴いて育ったと語るジョー。ジョーの歌を聴かせるアレンジと極上のメロディセンスを前面に押し出す構成はお見事。4枚目のアルバムにして音楽性の軸は完全に固まり方向性を見いだしたバンド。これが最終作とは残念で仕方が無いのだが、ジョーの上手さを存分に味わえるし、このバンドが軟弱な音楽性だと勘違いしている方には、このアルバムを是非とも聴いて欲しい。後期RAINBOWに通ずるサウンド。
RAINBOWがお手本にしたんですか?と問いたくなる音楽性です。ジョーも多様性を示唆するサウンドの枠組みでは収まらない歌声を披露。このバンドのギタリストでありメインソングライターがリック・ブラックモア、英語で表記するならば R. Blakemoreとなるんだから冗談のような話ですよね。フック満載の歌メロと情熱的なハードサウンド。適度に洗練されているが、ロックの持つ泥臭さも同時にアピール。この絶妙な匙加減に唸らされますね。多彩な鍵盤プレイも芸達者。貢献度大です。
このバンドの投稿が私以外にいないことに驚いています。メンテナンスの関係でぶっ飛んだのでしょうか?リズムカルなドラムとベース、バランスの良いサウンドの基盤を支える、リードギターは器用に立ち回り、鍵盤プレイは可能性を最大限に広げている。
DPがAOR化したらRAINBOWになりました。その説を裏付けるような作風のアルバムだ。ジョーが歌うからそう聞こえるのではなく、このバンドの示した作風がそう聞こえる。アーティスティックな感性を高難度で商業化に成功。これは売れそうな空気があるのだが、強烈なリーダートラックがないと言われているらしい。でもアルバム全体の視聴感は抜群。ランニングタイムも短いのであっという間にリピート再生です。
それにしてもジョーは上手いな。またこういうアルバムを作れば良いのにね。FANDANGO再結成でミュージシャン人生を閉幕して欲しいとさえ思いましたね。この歌声と音楽性は完全にフィットしている。時々DPにジョーが入った時代を思い出させるほどの力作だ。
ジョーのソウルフルな歌声も楽しめるし、RAINBOWではキレイな声で歌うように指示されていたと改めてそう思いましたね。コッチの方が今のジョーだもん。このバンドの作品って国内盤がないのかな?それで影が薄いのならば残念で仕方が無い。
失恋船長
★★★
(2025-06-05 15:33:23)
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