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今日の10曲
失恋船長 (2025-05-20 09:42:43)
『胸キュン/胸熱ロック 124』10選



①Dangerous Toys - Sticks & Stones
ガンズの登場によりシーンに新たなるムーブメントがやってきた
このバンドの登場はタイミング的に狭間だった
個人的には個性的な歌声とノリの良さは
ガンズよりも愛聴する機会が多いバンドだった
子供には渋すぎるブルースより親しみやすかった



②Warrant - The Bitter Pill
ジェイニー・レインは歌も上手かったし
曲作りの才能もあった
こういう曲は単なるパーティーロックバンドが作れる分けがない
有り余る才能を生かし切れなかった
薬物とアルコール問題を抱えた晩年
この曲の歌詞は分からんが
彼の非業の最期を思い浮かべる
アレンジが絶妙
親しみやすさとアーティスティックな感性の融合
もの凄くヒットポテンシャルは高いが
構成は安直ではない
計算され尽くしたバラードだ










③Deep Purple - Knocking At Your Back Door
ジョー・リン・ターナーが参加した時はボロクソに言われた
批評家がまぁRAINBOW化したと書いた事による便乗犯の多さに驚く
この曲を聴く度にイアン・ギランは衰えたなぁと思う
RAINBOWを通ったリッチー・ブラックモア
DEEP PURPLEの新曲というよりはRAINBOWが7割でハモンドがあるのでDEEP PURPLE3割か
ジョー・リン・ターナーの方が断然上手く唄えるだろう曲
癖になるメロディとリズム
ギターソロはインプロヴィゼーション
同じテイクは弾かないリッチーらしい











④HEAR'N AID - Stars
大好きな一曲ですねぇ
豪華メンバーが参加した奇跡の一曲
プライドをぶつけ合う灼熱のギターバトル
そしてしのぎを削るヴォーカル合戦
ドン・ドッケンがロニーからパワフルにとダメだしされたあとの
強がる姿が忘れられん
定期的に聴きますねぇ






⑤Kingdom Come - Twilight Cruiser
なかなか歌い出さないので
ミステリアスな空気のインストナンバーかと思いましたよ
叩かれ過ぎたけど不倫を否定する女優みたいにムキになるのも良くなかった
元のバンドも1stアルバムなんてパクりの宝庫だからね
こういう雰囲気の曲が似合う歌声
タイトルと曲調がマッチしているなぁ
大がかり仕掛けはないのだが
それはイントロの長さが大仕掛けなのだろう








⑥Andy Taylor - Don't Let Me Die Young
アイドルデュオだけでは終らんぞという
ギタリスト剥き出しのソロと
親しみやすいがどこか切ないメロディ
ルックスの良さだけでは終りたくないというアーティスティックな感性と
大衆性が拮抗するシングルカット向けの一曲







⑦Saxon - You've Got Another Thing Comin'
PAINKILLER風のドラムを頭に入れてきた
ロブもいいがビフも色気があって好きだ
こういう曲もビフにはよく似合う
シンプルなナンバーで技巧的にもたいした大技はないので
誰でも難なくカヴァーできるから色の出し方が重要だ
ビフ・ヴァイフォードが醸し出す哀愁が効果を発揮
両バンドたいしたギターチームじゃないのが可笑しい






⑧Graham Bonnet - Bad Days Are Gone
日本人好みの哀愁のメロディ
鍵盤プレイもそこそこにフィーチャーして
ハードさを上手く緩和しているがドラムはそこを突き破る
歌とドラムが主役だ
グラハム・ボネットはこれくらい力を抜いて歌うと本当に魅力である
日本ではシングルカットされたが
アルバムには未収録
邦題問題がややこしいのだが個人的には大好きな一曲
グラハムのベストテイクとして推しておきたい







⑨Niagara - I Will Be There
アレンジ一つでどうにでもハードに出来るが
このバンドらしい大衆性を完備した疾走ナンバー
フックのあるメロディと簡潔なドラマが駆け抜ける
メロディ派のマニア以外は知名度が低いので残念なのだが
往年のメロディックスタイルが好きなマニアにはウケだろう
日本人好みのメロセンスを有するバンドだ






⑩Banshee - Missing You
泣きのパワーバラード
売れなかったが器用にこなすバンドだった
こういうバラード系まで無難にやり切る姿に
きっかけ一つで大化けしたのかもと思うが
でもそれはヘアメタルとしての成功だから難しい

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