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Code of Honour / Destroy All Humans / HITTMAN (cri0841)
Free Spirit Soar / WARLORD (失恋船長)
心を込めて花束を / Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Broken Dream / The Forgotten Scroll / APOCRYPHA (ANBICION 11)
今日の10曲 (失恋船長)
太陽は罪な奴 / Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)


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And the Cannons of Destruction Have Begun... / WARLORD

レーベル元である、Metal Blade Recordsの戦略なのか、いきなり無観客のステージでライブレコーディングを敢行。それをビデオとして販売。アナログ盤としてリリースされた音源の方はサントラ盤という変化球を投じる。どうして、こんな形でデビューを迎えたのかは分からないのだが、彼等の神秘的な音楽性を生かした演出ならば、失敗と言えるだろう。

しかし分からない訳ではない。今作がリリースされた時期は1984年、シーンにも地殻変動が起こり、彼等のようなバンドよりもキャッチーでド派手はルックスを武器にした刺激的な歌詞を歌う毒気満載のバンドがシーンに流れ出す目前でもある。
とにかく、この魔術的な世界観がティーンエージャーに受けるとは思えないというのが正直な感想。こういう音はマニア向けだ。しかし、メロディの質の高さ、深みのあるアレンジと構成力。パフォーマンスも当然ハイクオリティとライブ演奏としては素晴らしいのだが、やはり馬鹿げているという思いは拭えない。

しかし、それはを鑑みても個人的には愛するべき音楽性だし、この拘り抜いたサウンドには敬意しかない。VHSの方も、キーボードプレイヤーのSentinelはいないことになっている。まぁ、当時のシーンではキーボードプレイヤー=軟弱なバンドというネガティブは感覚があった。
LOUDNESSも渡米後のアルバムにはキーボードプレイヤーが参加しているのだが、幾度目立たない。他のメンバーがプロデューサーに反発。キーボードプレイヤーの音を最小限までに絞り、自分たちの音を最大限に上げたという発言が普通に受け入れられる。これは1988年とかのお話。それが1984年ではね。今話題のサバスもジェフ・ニコルズは最後まで正式メンバーにはなれなかった。

あのブラックサバスにキーボードプレイヤーが正式に採用されるいうアレルギーは確実にあったろう。これも時代だが、キーボードプレイヤーなくして、このドラマは積み上げられない。作曲面でも確実に貢献したダイアン・コルナレンスことSentinelさんの素晴しいパフォーマンスに目を細めます。


NWOBHMという新しい波を受け止めたアメリカンロックの凄み。そのドラマはあくまでも神秘主義を貫き、聴き手を霧深い森の奥へと誘う。その森野中にたたずむ怪しげな洋館、そこに足を踏み入れる強烈な不安と、聴き手はそんなドラマの当事者になるかの如く、この壮大な世界観に没入出来る。まぁ凄い説得力のある音ですよ。

叙情的なメロディを紡ぐギター、そしてパワフルなリズムを刻むドラム。歌声もシットリとしており、このサウンドにはジャストフィットと言えるだろう。RAINBOWスタイルも嫌味無く取り込み、リッチー・ブラックモア的志向は随所に顔を出す、ジプシー的なメロディも同様のアイデアだろう。全てに無駄がなく完璧と言えるほど溶け込んでいる。マーク・ゾンダーことThunder Childのパワーヒッティングドラムは、さしずめコージー・パウエル同様の役割を果たしていると言えるほど、随所に、その屈曲なドラミングで魅了してくれる。

プロフェッサーと言いたくなるギタリストも後のホンモノの大学教授になるのだから驚きだ。彼の知性が、女子供に媚びを売ることを拒絶したのだろう。変則的なデビューと、次に繋がる作品をコンスタントにリリースできなかったのが残念だが、このバンドが今作の世に送ったのは紛れもなく素晴しい出来事であり、強烈なインパクトを残してくれた。

今配信されているのは、Global Rock Recordsから出たモノであり、貴重なデモ音源が聴けますので是非ともトライして欲しいですね。
素行不良を原因にユーライアヒープをクビになった男、Steff FontaineことSteve Fontaineの貴重なパフォーマンスも楽しめます。レア曲も豊富なのでファンならば要チェックでしょう。

でも本編なんですけどね。色んな意味で伝説を築いた幻の一枚。日本盤もあるのですが、ボーナストラックの豊富さで配信盤に軍配が上がるでしょうね。 

失恋船長 ★★★ (2025-07-07 01:30:56)



Code of Honour / Destroy All Humans / HITTMAN
これは凄いな・・・あまりにもドラマチック過ぎる!彼ら最高の名曲かも知れない
率直に言って過去作を超えてる

cri0841 ★★★ (2025-07-05 22:50:05)



Free Spirit Soar / WARLORD

いやー、まさかWARLOADの発言が消えているとはね。1stからやり直しかぁキツいなぁ。なぜ消えるのだろう?もう100以上無くなっているな。

今作には並々ならぬ思いをメンバーは秘めているだろう。病気の為に他界した、バンドの首謀者だったウィリアム・J・ツァミス。後年は大学教授として勤務する傍ら音楽活動を行う才人でもあった。その彼が生前残したデモを無駄にすること無く、今回参加したメンバーが完成品を作り上げる。神秘的なジャケットが知性をくすぐるように、音楽性も初期のスタイルを継承。これこそ真の1stアルバムだよなぁと妙に納得してしまうほど、このバンドの持つ幽玄的な響きが暗黒舞踏へと導いていく。

最近、やたらと名前を聴くようになった現アルカトラスのシンガーでもあるジャイルズ・ラヴェリーは、バンドサウンドにフィット。彼の歌声もまた初期の世界観を蘇らせている。キーボードはジミー・ウォルド。彼はプロデューサーとしてもバンドの貢献、マーク・ゾンダーと共に、このオカルト神秘主義なサウンドを演出している。

フィリップ・バイノーとマーク・ゾンダーによる堅実なるリズム隊。フィリップはもっとファンキーな要素もあるのだが、ここではバンドの一員としてマークの相棒に徹している。彼の腕前は先日、奇跡の来日公演を果たしたステージを見れば、過小評価されている事に気がつくだろう。スティーブ・ヴァイに認められた逸材なのだから腕に疑いはない。YouTubeでも来日公演の模様が公開されているので、お時間のある方は検索して楽しんで欲しい。
まぁ、雑誌の中間にある売り上げランキング至上主義者はご遠慮頂いたですけどね。それにしてもライナーノーツやレビューじゃない。売り上げランキングとは驚きだよなぁ。

特筆すべきプレイヤーは他にもいます、ギターのエリック・ジュリスの存在でしょう。彼の貢献度は素晴らしく、この古典的なアメリカンメタルの血脈を守るべく、終始安定したギタープレイで魅了。メロディアスかつテクニカルなソロは勿論だが、このNWOBHM成分も存分に入った古典メタルの持つ幽玄なる響きをエリックなくしては語れない。

キーボードプレイヤーもジミーも同様、変化自在の鍵盤プレイヤーは、押し引きを心得たプレイで魅了。やり過ぎだと感じる面もあるだろうが、そこはデモ音源を完成させたというご褒美として好意的に捉えます。

マーク・ゾンダーにとって、今作は大きな財産となったろう。これほどの傑作をウィリアムなくして作り上げたのだから。耳を澄ませばウィリアムのギターが聞こえてきそうですよ。彼無しとは思えないクオリティと完成度の高さ。これぞWARLOADサウンドでしょう。世間から馬鹿にされた無観客ライブというトリッキーな1stがあるのだが、この作品は全てを受け止めクリアーにしてくれた。

これがアメリカン裏番長メタルの風格というヤツである。過ぎ去った時代の音を現代に蘇らせた至高の一品。各メンバーがいかに、このバンドのサウンドを理解していたか、それが全てを物語りますね。売り上げランキングでは語れない傑作。カルトメタル番長の真骨頂を堪能しました。
残念なのはこれが最後だと言うこと。もっと前にやってほしかっよ。運命とは皮肉なモノだとつくづく思いますね。

非の打ち所がないWARLOADサウンドなんだよ。それが最終章なんてねぇ、あんまりです。無念。ミュージシャンは、能書きを並べ立てカッコつけるだけの自我の権化であり、聴きたくもない自慢話を得意気にして他人に迷惑を掛けている事にすら気がつかない、自意識過剰な人間くらいで良いのに、大学教授になれる知性が邪魔をしたのだろう。無念じゃ。

失恋船長 ★★★ (2025-07-05 19:52:10)



映画について語ろう!

共に何回目かわかりませんが最近たまたま連続して観た2作品と、主演男優そしてヒロイン女優本人の当時の年齢です。

Lethal Weapon 4 (1998):メル・ギブソン(42)、レネ・ルッソ(44)
Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008):ハリソン・フォード (65)、カレン・アレン(56)

ジェット・リーの圧倒的な強さなどはまたの機会に譲るとして、わざわざ年齢を記したのはジャンルも時代設定も異なる2作品にたまたま共通点があるから。それは何か? 今回は講釈を控えますので皆さん各自実際にご覧になって又は作品を思い返し答えてください。ヒント:リーサル・ウェポン4のそれは奇想天外でハチャメチャ。

MK-OVERDRIVE (2025-07-05 09:30:50)



心を込めて花束を / Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
メロディが"真夏の果実"の焼き直しとの穿った感覚も束の間、結婚式で新郎が自らの両親に花束を贈るというサザン初のウェディングソングでした。アルバムのコンセプトであるバンドサウンドではなく、メンバー不参加のフルオーケストラによる音像。であるからしてサザンの曲と言えるのかなどどいう疑問を挟む余地も無い完成度ですよ。結婚式に使う使わないはあなた次第。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-05 02:45:52)



Broken Dream / The Forgotten Scroll / APOCRYPHA
少し極初期のRISING FORCEの香りを感じるバラードの傑作。

ANBICION 11 ★★ (2025-07-05 01:30:34)



今週のアルバム10選

『ヘヴィメタルが聴きたい㊵』


①Kanto 宣戦布告 Kansai
1985年にリリースされたコンピ作
当時の国産メタルシーンは西高東低なイメージがあったから
こういうタイトルなのか?
どちらとも取れるのだが
今作でしか聴けないバンドもいるので貴重な作品
当然誰も知らないレーベルからリリースされたのでCD化は勿論だが配信もない
どのバンドも似たような方向性が多いので
聴いていてもの足りなさを覚える
互いの良いところを殺し合っているコンピ作だ
しかし愛着はもの凄くある
それはセールスやランキングなど差し込む余地のない重要な価値観が存在する
アナログをデジタル化して音質良くしたものあるが
個人的にはオリジナル音源しか聴かない
昭和歌謡ニューミュージックと通過したバンドサウンドばかりだ
その垢抜けなさがたまらん






②DEAD EYED SPIDER - SHOW ME YOUR BLOOD
最近無料で簡単にチェック出来るが為に
若者向けの音楽を少し聴きすぎた
ワシにはこういう骨太な古典ヘヴィネスサウンドが丁度良い
揺れ戻し効果を生んでくれる
歌い手の千田が凄いパフォーマンスを見せてくれる
もっと有名になれる逸材だ
メルローズのギターがミュージシャンとして生きていたとは感激です








③Megadeth - Rust In Peace
マーティ・フリードマンが加入した相乗効果
メロディの質も幾分親しみ役なり
毒気に汚染されずに済そうなんて思っていたら
この濃密な世界に洗脳されそうだ
売れきったバンドにこの当時のマインドをと行っても無理だが
歴史の転換期になるような作風をシーンに叩きつけてきた




 
④DESTRUCTION - The Antichris
大人げないオーソドックスなスタイルに回帰した意欲作
そこまでやるかだが古風なスタイルを堅守しただけではない
目線の先にあるのは現代のメタルシーン
彼等はそういうシーンを無視する事無くやるべき道筋を立てた
スラッシュメタルの血脈を守るジャーマンスラッシャー




⑤44Magnum  - Still Alive
未完成な作品をリリースした関係者の苦悩
しかし世に埋もれるには惜しい作品でもある
初期の流れを汲みつつもワンステージ上に上り詰めている
やはりマグナムにはハードなサウンドがよく似合う

失恋船長 (2025-07-04 17:10:38)



今日の10曲


『胸キュン/胸熱ロック 130』10選



①VALKYRIE ZERO - Amakusa Riot
小細工無用のピュアスラッシュに清い気持ちになります
どこか悲壮感が漂うメロディ
それを打ち消す激烈なリズム
余計な事をしていないのでシンプルに魅力が伝わる
貴重な存在だ




②Nuclear Assault - New Song
弩級の破壊力で迫るリズムプレイ
その迫力に飲み込まれますが
キレのある歌声はあくまでもメロディを追いかけ歌い込めるタイプ
そのアイデアをより鮮明にするのが献身的なギターワーク
これぞスラッシュメタルですね
アルバム単位で勝負できる名盤のオープニングナンバーが最強のキラーソングです


③Judas Priest - War Pigs
突如公開されたミュージックビデオ
ロブが花輪をつけているのに驚いた
鼻かむの大変だろうよ
鼻血でたら終わりだぞ
オリジナルを尊重したナイスなカヴァー
萌えますね


④聖飢魔Ⅱ - Next Is The Best!
甘いメロディが華麗に走り抜けます
好みのサウンドミックスではありませが
閣下の歌声に衰え無し
ある意味お得意のパターンなんですが
定番を持つバンドの強みでもある
幅広いファン層を持つバンドだからねぇ


⑤FM - Living On The Run
こう言うの大好きなんですよね
理屈なんてないんですよねぇ
音楽は音を楽しむモノ
歌詞も個人的には重要ではない
英語はサッパリなのでね
まぁ歌詞を勝手に深掘りして講釈垂れるのも
恥さらしですからね
承認欲求の権化
ワタクシはただただ良質なメロディとアレンジに酔いしれたい


⑥SAXON - Fire And Steel
ベテランらしい風格
そして大人げない疾走感
ストレートだが拘りの展開がある
ギターチームが変わった事も好転の理由ですね


⑦WOLF - COUNT DOWN
松本のマイルドで伸びやかな歌声と魅力的な歌メロ
なにを歌っているかはたいして重要ではない
この空気感が大好きだ
リズム隊も適切なプレイでバックアップ
出しゃばらない黒木のギターも好感が持てる
懐の深いバンドだ
こういうギターソロも弾くんだなぁ


⑧ELIZA - 踊り子
叫さんがキリキリと軋み上げるハイトーンで歌う
新しいバンドサウンドだという印象を強めた
哀愁のメロディが迸るツインリード
初期の欧州的なエッセンスが強いのも印象的
次のアルバムが聴きたい
頼むよ


⑨EARTHSHAKER - 最後のページ
マーシーが歌う魅力的な歌メロと意味深な歌詞
色気のある歌声ですねぇ
正統性の強いハードサウンドの復権
新生アースシェイカーサウンドは起死回生の狼煙を上げた
こういう大人びいた曲が似合うキャリアを積み上げた
でも長くは続かなかったんだよなぁ


⑩TANK - WORLD ON FIRE
忘れ去られるTANK
こういう曲にもTANKの熱量と哀愁が激突
アルジーの歌声も聞こえてきそうだ

失恋船長 (2025-07-04 02:52:59)



太陽は罪な奴 / Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
ビールのCMソングでもあった1996年6月リリースの38thシングルです。タイトルに反して太陽に捧げる賛歌なのかな? アルバムヴァージョンのみイントロに波の音が入ると。当時からして30年前のSUPREMES"You can't hurry love"などに準じたモータウンなリズムの曲調は"~ご多忙申し上げます""Merry X'Mas in Summer"や"悲しい気持ち"の焼き直しとも。いきなり助平宣言に不可思議な表現、結局"恋する夏は去く"んだけど全体にリア充な内容なのが中曽根さんは嫌なのでしょうね、だから却下と。勝手に想像しつつ忖度します。

MK-OVERDRIVE ★★ (2025-07-04 02:00:12)