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BOON BOON BOON ~ OUR LOVE [MEDLEY] / 世に万葉の花が咲くなり / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Wide Awake / Songs for the End of the World / RICK SPRINGFIELD (火薬バカ一代)
稲村ジェーン / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Her Eyes / When Kaleidoscopes Collide / ELEVENER (火薬バカ一代)
Mindslave / BANSHEE (失恋船長)
今日の10曲 (失恋船長)
愛して愛して愛しちゃったのよ / 稲村ジェーン / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
Songs for the End of the World / RICK SPRINGFIELD (火薬バカ一代)
Babylon / SAVAGE (cri0841)


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BOON BOON BOON ~ OUR LOVE [MEDLEY] / 世に万葉の花が咲くなり / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
JOHN LEE HOOKERというブルーズ&ブギ・マンが当時から30年前に演った"Boom Boom"が元ネタらしいです。メドレーとなっていますがOur Loveらしきパートは1分足らずですね。そして歌詞は↑歌詞カードを見てもウブな私には理解不能な桑田お得意のはぐらかしエロソング。それも初期のような勢い任せではなく熟成されカッコいい仕上がりで15年目のキャリアを感じさせます。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-05-22 01:31:59)



Wide Awake / Songs for the End of the World / RICK SPRINGFIELD
アルバムのOPを小気味良く駆け抜けるロック・チューン。
それでいてメロディは勢い任せにせず、爽快にして
キャッチーに磨き上げられている辺りは流石ベテランのお仕事といった趣き。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-21 23:31:50)



稲村ジェーン / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS

1990年9月、桑田佳祐が初めて映画監督に挑戦した作品公開の1週前にリリースされたサントラ盤でサザンとしては10thアルバムになります。全11曲中、3.忘れられた Big Wave、10.愛は花のように (Olé!)の2曲は"Southern All Stars"にも収録。面白いのは4.美しい砂のテーマのようにサザンのメンバーが全く参加しない曲もあるため名義がSOUTHERN ALL STARS and ALL STARSとなっていること。そういう所はキチンとしてます。7月の先行シングル6.真夏の果実を始め非シングルながら人気の高い2.希望の轍など名曲満載の結果オリコンで年間2位、歴代サントラ盤2位、歴代日本映画音楽1位という記録を打ち立てました。映画の方は賛否両論だったようで北野武には"音楽100点、映画0点"とまで酷評されたとか。たけしサンに言われたのは撮り方についてですが、他にも当時から25年前の1965年という時代考証が若者にはピンとこなくて焦点がぼやけた所があったのでしょう。そんな訳で中古CDが投げ売り状態の音楽は100点、映画DVDはちょっとプレミア物な"稲村ジェーン"でした。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-05-21 01:57:39)



Her Eyes / When Kaleidoscopes Collide / ELEVENER
北欧らしい透明感とキャッチーなハードポップとが溶け合わされた
このプロジェクトの旨味をダイレクトに伝えてくれる名曲。
主役たるKeyとVoは勿論、Gも良い仕事をしてくれていますね。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-21 01:02:19)



Mindslave / BANSHEE

復活を果たした老舗メタルバンド。Cloven Hoofでも歌っていたジョージ・コールがシンガーとして抜擢。懐かしい名前のベースもいるが基本はギターのテリー・ダンのバンド。時代的にはリバイバルムーブメントが形成され成功例が沢山ある時代に、彼らは忘れ物を取りに来たぜと言わんばかりに復活したのだが、ジャケットから漂うオルタナムーブメント臭、まさかとは思うが一周回って逆張りの大負けとなる。

多くのファンが期待したのとは明らかに方向性の違うグランジ/オルタナムーブメントからの影響を受けたミドルナンバー中心のナンバー、ジョージ・コールの歌い回しも当然クドい。グランジ/オルタナムーブメントからの影響がない身としては、つまらん復活劇となってしまった。当然一曲も長い。モダンヘヴィネスってアメリカのど真ん中である。

とは言え、90年代以降のメタルにはグランジ/オルタナムーブメントからの影響は少なからずある。それらを聴いてきたギタリストが曲を作るからだ。だからそっち方面から来た人には問題は生じないだろうが、すくなくとも初期のガチンコメタルを期待すると肩が外れるくらい肩透かしを喰らうだろう。どこを切ってもグランジである。

最高につまらないDIOのAngry Machinesとか思い出したが、あれは時代の流れに迎合しただけ、今作は時代が違う。Unearthedなんてブラックサバスみたいな事していい加減にしろよと苦言しか出ないのだが、グランジ/オルタナムーブメントに影響を受けたメタルバンドの成れの果てが好きな人には向いている。

個人的にはとても悲しい作風になった。グラムとは絶妙に距離を置き、良い感じで大衆性のある曲をやりつつも、俺達は硬派なバンドなんだというのをアピールしていた。そのバンドが2012年にグランジ/オルタナムーブメントとは無念である。でも次もそんな感じだったから、これが今のテリー・ダンがやりたい事なのだろう。

聴き方を変えるとガチムチのアメリカン裏街道メタルに通ずるモノがあると言えなくもないのだが、やはりグランジ/オルタナムーブメント過ぎる。昔、好きだったバンドなので何とか肯定しようと必死なのだが、嘘はつけない。心の折り合いがつかん。

失恋船長 (2025-05-20 10:13:39)



今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 124』10選



①Dangerous Toys - Sticks & Stones
ガンズの登場によりシーンに新たなるムーブメントがやってきた
このバンドの登場はタイミング的に狭間だった
個人的には個性的な歌声とノリの良さは
ガンズよりも愛聴する機会が多いバンドだった
子供には渋すぎるブルースより親しみやすかった



②Warrant - The Bitter Pill
ジェイニー・レインは歌も上手かったし
曲作りの才能もあった
こういう曲は単なるパーティーロックバンドが作れる分けがない
有り余る才能を生かし切れなかった
薬物とアルコール問題を抱えた晩年
この曲の歌詞は分からんが
彼の非業の最期を思い浮かべる
アレンジが絶妙
親しみやすさとアーティスティックな感性の融合
もの凄くヒットポテンシャルは高いが
構成は安直ではない
計算され尽くしたバラードだ










③Deep Purple - Knocking At Your Back Door
ジョー・リン・ターナーが参加した時はボロクソに言われた
批評家がまぁRAINBOW化したと書いた事による便乗犯の多さに驚く
この曲を聴く度にイアン・ギランは衰えたなぁと思う
RAINBOWを通ったリッチー・ブラックモア
DEEP PURPLEの新曲というよりはRAINBOWが7割でハモンドがあるのでDEEP PURPLE3割か
ジョー・リン・ターナーの方が断然上手く唄えるだろう曲
癖になるメロディとリズム
ギターソロはインプロヴィゼーション
同じテイクは弾かないリッチーらしい











④HEAR'N AID - Stars
大好きな一曲ですねぇ
豪華メンバーが参加した奇跡の一曲
プライドをぶつけ合う灼熱のギターバトル
そしてしのぎを削るヴォーカル合戦
ドン・ドッケンがロニーからパワフルにとダメだしされたあとの
強がる姿が忘れられん
定期的に聴きますねぇ






⑤Kingdom Come - Twilight Cruiser
なかなか歌い出さないので
ミステリアスな空気のインストナンバーかと思いましたよ
叩かれ過ぎたけど不倫を否定する女優みたいにムキになるのも良くなかった
元のバンドも1stアルバムなんてパクりの宝庫だからね
こういう雰囲気の曲が似合う歌声
タイトルと曲調がマッチしているなぁ
大がかり仕掛けはないのだが
それはイントロの長さが大仕掛けなのだろう








⑥Andy Taylor - Don't Let Me Die Young
アイドルデュオだけでは終らんぞという
ギタリスト剥き出しのソロと
親しみやすいがどこか切ないメロディ
ルックスの良さだけでは終りたくないというアーティスティックな感性と
大衆性が拮抗するシングルカット向けの一曲







⑦Saxon - You've Got Another Thing Comin'
PAINKILLER風のドラムを頭に入れてきた
ロブもいいがビフも色気があって好きだ
こういう曲もビフにはよく似合う
シンプルなナンバーで技巧的にもたいした大技はないので
誰でも難なくカヴァーできるから色の出し方が重要だ
ビフ・ヴァイフォードが醸し出す哀愁が効果を発揮
両バンドたいしたギターチームじゃないのが可笑しい






⑧Graham Bonnet - Bad Days Are Gone
日本人好みの哀愁のメロディ
鍵盤プレイもそこそこにフィーチャーして
ハードさを上手く緩和しているがドラムはそこを突き破る
歌とドラムが主役だ
グラハム・ボネットはこれくらい力を抜いて歌うと本当に魅力である
日本ではシングルカットされたが
アルバムには未収録
邦題問題がややこしいのだが個人的には大好きな一曲
グラハムのベストテイクとして推しておきたい







⑨Niagara - I Will Be There
アレンジ一つでどうにでもハードに出来るが
このバンドらしい大衆性を完備した疾走ナンバー
フックのあるメロディと簡潔なドラマが駆け抜ける
メロディ派のマニア以外は知名度が低いので残念なのだが
往年のメロディックスタイルが好きなマニアにはウケだろう
日本人好みのメロセンスを有するバンドだ






⑩Banshee - Missing You
泣きのパワーバラード
売れなかったが器用にこなすバンドだった
こういうバラード系まで無難にやり切る姿に
きっかけ一つで大化けしたのかもと思うが
でもそれはヘアメタルとしての成功だから難しい

失恋船長 (2025-05-20 09:42:43)



愛して愛して愛しちゃったのよ / 稲村ジェーン / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS
オリジナルは1963年に浜口庫之助が作った"愛しちゃったの"で2人ほど歌ってもヒットせず、1965年にタイトルを変えて和田弘とマヒナターズ&田代美代子の歌唱でリリースしたところミリオンセラーに。そんな曲のカバーを原坊リードヴォーカルでエンディングに持ってきた心憎い演出ですね。穏やかな昭和歌謡に原坊のレトロ調な声が実に相応しいと言えましょう。そしてアルバム全体ひいてはあの映画がサザンの音楽的ルーツを浮き彫りにした作品だったと気付くのに時間はかかりませんでした。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-05-20 02:15:14)



Songs for the End of the World / RICK SPRINGFIELD

アイドル的人気が爆発した80年代からキャリアを重ねて幾年月。’12年に目出度くデビュー40周年の節目を迎えたオーストラリア出身のシンガー/ソングライター、リック・スプリングフィールドがアニバーサリー・イヤーを祝うべく発表した18thアルバム。
リックというと、エレクトロなKeyを生かしたニューウェーブ風ロック・サウンドの印象が強いですが、前作『VENUS IN OVERDRIVE』(’10年)がアメリカにおいて久々にヒット作となり、ノリにノッている状態で制作されたと思ぼしき本作においては、(ご本人の「ギター・オリエンテッドな作風を目指した」との発言が裏付ける通り)、Key類は控えめに、よりハード・ロッキンなエッジを効かせたサウンドを披露。それでいてメロディには胸を打つフックが絶妙に盛り込まれており、単に大味かつ攻撃的な作風に陥っていない辺りにはベテランの技前がキラリと光ります。
ハジけるような爽快感を伴ってエネルギッシュに疾走するOPナンバー①、その勢いを受け継ぐ②、参集したファンの大合唱がフィーチュアされているアンセミックな③、円熟味を重ねつつ老け込みとも無縁のリックのVoが映える哀愁を帯びた④⑤…と、1曲目から聴き所満載の逸曲が惜しみなく連打されるアルバム前半はとりわけテンションが高く、中でも胸キュンを誘われるメロディがキャッチーに弾むハードポップ⑧は「RICK ‘N ROLL」の魅力を体現したかの如き名曲に仕上がっていますよ。
ポジティブに本編を締め括るラスト・ナンバー⑫まで隙の見当たらない本作にあえて弱点を探すなら「それはどうなの?」というジャケットぐらいのものじゃないでしょうか。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-19 23:43:22)



Babylon / SAVAGE

1996年発表の4th。サブスクに無いので、日本盤を入手。ライナーは奥村祐司氏。Neat Metal Recordsって
1990年代にブリティッシュHR/HMの復刻専門にやってたレーベルを何故かあのポニーキャニオンが扱ってた。
流石にこんな地味な作品売れないだろう・・・。Marshall LawやBlitzkrieg、Quartzがレーベルメイトだもんな。
とにかくスピードある曲をもっとやってくれないと。6曲目、7曲目辺りはそれらしく盛り上がる。
こういった曲を冒頭に持って来なさいよ、もう・・・!
完全にマニア向けの作品です。1st収録の『AIN'T NO FIT PLACE』のアコースティック・ライブ版がボーナス曲。
これはなかなか良かった。今も昔もこのBANDを好きでたまらない人たちがいるのだなぁ

cri0841 ★★ (2025-05-19 22:41:51)